海外生活の安全
大連は比較的に治安のよい街と言われますが、日本人にとって外国であることには変わりはなく、「日本と変わらない生活を送ることができる」と思っていると思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。もしものことがあったときに対応できるように知識をつけておくことが大切です。
盗難や事故など
盗難や事故などのトラブルに遭ったときは、まず公安局派出所(中国の警察)へ行きます。外国人を担当する部署は外事科や外国人管理処と言われることが多く、盗難に遭った場合は、ここで盗難証明書または紛失証明書を発行してもらいます。調書は中国語で書かなければならず、公安局に日本語対応可能な職員が少ないため、中国語が話せない方は通訳を連れて行くことをおすすめします。
中国の緊急連絡先は以下のとおりです。
・警察 110(公安局通報センター)【中国語のみ】
・交通事故 122【中国語のみ】
・救急 120【中国語のみ、有料】
パスポートを紛失したとき
外国人が中国に滞在する上で、パスポートは身分を証明する大切な書類であり、中国の法律では外国人のパスポート常時携行が義務づけられています。もし、パスポートの盗難にあったり、紛失した場合、滞在のためのビザを取得する必要があり、非常に時間がかかる怖れがあります。
<パスポート紛失時の流れ>
・まず公安局派出所に届け出て、盗難(または紛失、焼失)証明書を取得。
・上記証明書を 公安局出入境管理局に持参し「パスポート紛失証明(護照報失証明)」を取得。
・大連領事事務所で即日発行可能な「帰国のための渡航書」またはパスポートを取得。
・大連市公安局出入境管理局でビザ(中国査証)を取得。
★ポイント紛失したときに備えて、下記のコピーがあると手続きがスムーズです。
・旅券の顔写真があるページ
・旅券の中国のビザ(査証)があるページ(査証なしの入国者は不要)
・旅券の中国への入国スタンプのあるページ
・航空券や日程表
いざというときのために、これらのコピーを用意して原本とは別に保管しておきましょう。
トラブル等でお困りの際は在瀋陽日本国総領事館在大連領事事務所までお気軽にご連絡ください。
電話:0411-8370-4077
適切なビザの取得
現在新型コロナウイルス感染症の影響により、ビザの取得方法や、PCR検査陰性証明の取得等、中国への渡航の際に必要な手続きが大きく変わっています。渡航の前に、在中国日本国大使館のホームページ等で詳細を確認してください。なお、外国人は、中国の滞在地において24時間以内に現地公安局に対して「臨時宿泊登記」をしなければなりませんので、その点もご注意ください。
在瀋陽日本国総領事館在大連領事事務所からのお知らせ
「在留届」の提出(3か月以上滞在する方は必ず提出して下さい)
大連市に3ヶ月以上長期滞在をされる方は、大連領事事務所に「在留届」を提出してください。「在留届」の提出は、旅券法第16条の規定により義務づけられています。「在留届」は、事件・事故・災害が起こった場合に、日本国大使館・総領事館・領事事務所は、その在留届をもとに皆様の所在地や緊急連絡先を確認し援護活動を行っています。オンラインでの「在留届(ORRネット)」をおすすめします。帰国・転居などの変更がある場合には「帰国・転出届」、「変更届」を提出してください。外務省海外旅行登録「たびレジ」の登録
外務省海外旅行登録「たびレジ」は短期で海外渡航される方向けのサービスです。海外旅行や海外出張される方が、旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メールや、いざという時の緊急連絡などが受け取れます。「たびレジ」は、海外に長期滞在されている方(「在留届」を提出されている方)が、第三国や他地域に渡航される際にもご利用いただけるサービスとなっています。海外長期滞在の方も、在留地を離れて旅行や出張をされる際には「たびレジ」をご利用ください。「在留届」および「たびレジ」は下記のQRコードから、ウェブ上で簡単に登録できます!
トラブルを防ぐために「安全の手引き」
大連での安全の手引きを、当事務所ホームページ上で公開しております。緊急連絡先などの情報も記載しておりますのでご活用ください。(ホームページトップページ「生活安全」よりPDFファイルがダウンロード可能)在瀋陽日本国総領事館在大連領事事務所 ホームページ
日本人が安心して利用できる医療機関
海外旅行保険対応で自己負担なしで診察が受けられたり、国民健康保険や社会保険にも対応し、日本語での利用が可能な医療機関をご紹介します。診療だけではなく、健康診断や検査も紹介しています。健康な生活にお役立てください。 各医療機関の詳細は本誌P18に掲載!
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