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特集記事
2021年11月20日

大連の劇場に行ってみよう!

大連は文化の気配が感じられるロマンの海浜都市です。
大連には各種の美術館や博物館、劇場があります。
美術館や博物館は行ったけれど、劇場には足を運んだことがない!そんな方のために今月は舞台芸術鑑賞のマナーと、11月の上演予定をご紹介します。
 本誌P27に掲載!

 

情報提供:大連市文化観光局/大連文化産業集団

劇場を利用するときのマナー

120cm以下の児童は入場禁止(子ども専用劇場を除く)

小さな子どもにとって暗い劇場で長時間静かに鑑賞することは難しいかもしれません。子どもにも鑑賞に楽しんでもらえるよう、専用のショーが用意されています。それ以外のショーでは劇場の規定を守り、120cm以下の子どもは入場してはいけません。また鑑賞中に子どもがショーを正常に見続けられなくなった場合は、スタッフに協力し他の観客に迷惑をかけないよう劇場を退出してください。

開演20分前までに到着、遅刻した場合は幕間まで待つ

ショーの開始のベルが鳴り響き、幕が開き、ライトが消灯され、劇場が雰囲気たっぷりの空間に変わります。そんな時に空間を壊すのが遅刻です。
遅刻した観客は他の人に見られるだけでなく、舞台上の役者のパフォーマンスにも影響してしまいます。
仕方なく遅刻してしまった場合は、劇場の規定に従い、休憩時間(幕間)まで待ち、スタッフの案内に従い静かに入場します。

身なりを整える

劇場は芸術を楽しむ殿堂であり、重要な社交場です。とはいえ映画作品のように、ドレスアップして行く必要はありません。ですが、身なりを整えて行くことは大切です。もしルームウェアやスリッパで劇場に向かえば、入場を断られてしまうことでしょう。小さな荷物で向かい、もし大きな鞄を持っている場合は荷物預け場所に預けましょう。寒がりな人は羽織ものを持参すると良いでしょう。

撮影は禁止

ショーを予定通り進行し、また演者や観衆の利益を守るため、多くのショー上演中は録音・録画・写真撮影・フラッシュの使用は禁止されています。電子設備の画面の明るさも下げて起きましょう。万が一を想定し、赤外線レーザーポインタで写真撮影者に注意を促します。しかし劇場側も、これらの設備を使用する必要がないことを願っています。

拍手するタイミング

芸術を披露する演者にとって、観衆の反応は嬉しいものです。観衆は気持ちを拍手で伝え、ステージと座席の良好な精神的コミュニケーションを図りましょう。
音楽会では曲の演奏中や曲の間に拍手をしてはいけません。全ての楽章が終了した後、指揮者が振り返りお辞儀をします。この時に心を込めて拍手をしたり喝采することで芸術家への感謝を伝えましょう。バレエや演劇などでは、素晴らしい部分では思い切り拍手して大丈夫です。演者は観客のこのような反応を必要としています。

終幕後、事前に退場してはいけません。

大型演出や歌劇、演劇、舞台劇、バレエなどではカーテンコールがあります。演者らがステージに再び登場し、観客へ向けてお辞儀をします。この時熱い拍手を贈りたいものです。ですから、事前に退場はせず待ちましょう。この拍手が演者やスタッフへの大きな鼓舞になるのです。

Note劇場のマナーを守ることは、演者への尊重だけでなく、周囲の観客への尊重でもあり、また自分自身への尊重でもあります。
芸術の鑑賞は感情を育むものです。劇場マナーを守ると同時に、人は他人の気持ちを考えることを学び、周囲の人々と協力して美しい時間を作り出すことを学ぶのです。